視察2日目②

最近、こまめにブログ更新してますね。。私。

今までのペースで更新してたら、2012年の視察レポートが完了する前に、2013年の視察の時期が来てしまう事に、やっと気づいてようやく焦り始めたところです。。

 

今回の視察で、最も心に残った出来事のうちのひとつが、この日に伺った、あるお父さんのお話です。

本サイトの視察レポートでも触れていますが、
このお父さんは、4人家族の大黒柱で、奥さまと一緒に取材に応じてくれました。

こちらのお宅で作ったトイレは、とても簡易的なもの。穴を掘って、ハエがたからないように蓋をしめておくタイプです。
セメント等の資材は使っていません。
約2mの穴が掘ってあり、家族で使用しても約10年は持つそうです。
石鹸の代わりに灰で手を洗います。

トイレができる前と後での違いを聞いてみると
「今ではトイレは欠かせないです。穴がいっぱいになったら、また必ず作り直します。」
「このトイレのタイプは、経済的にあったトイレですが、もちろんもっといいトイレも欲しい。ですが・・」

続けて、
「いかにトイレが大切か、という知識を得ることができて、感謝している。」
とおっしゃいました。

前日出会った、女性リーダー「ポリーナ」さんの
「私たちが頑張っていることを、日本の女性に伝えて欲しい」という言葉や
この日のお父さんの
モノをもらって「アリガトウ」とは違う、知識をもらって「アリガトウ」という言葉は
私にとって、このプロジェクトの立ち位置というか意義のようなものが、ストーーーンと腹に落ちた瞬間でした。

モノを与えるだけの、決してその場しのぎではない、
確実に前を向いて進んでいる支援なんだと、確信できました。

こちらこそありがとう!お父さん!

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視察の詳細はこちらで↓
http://1000toilets.com/thisyear/report01/day2.html 

 

視察2日目①

視察2日目はまず、アイレウ県アスマウ村のレロリサという集落に行きました。
そこは、前日伺った場所よりもさらに"田舎"でした。
集落の建屋やみなさんの衣服などを見て、正直「厳しい暮らし」を想像せざるをえない様子でした。

東ティモールは本当に美しい文化があり、
私たちのような"来客"があると、本当に素敵なもてなしで、迎えてくれます。
幼い女の子たちが、おそらく新調したであろう真っ白できれいなシャツに、鮮やかなスカート、そして、美しい花を髪に結い
私たちを歓迎する"舞い"を、緊張した面持ちで一生懸命踊ってくれました。

私たちのために、わざわざシャツを新調してくれたのかな、と思うと、何だか言葉が詰まる思いでした。

 

DSC_0582.JPG歓迎式のあと、各お宅にお邪魔して、トイレを見せていただくことになったのですが、
集落の人、みんなで案内してくれました。
当然子どもたちもついてくるので、"大移動"です。

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"田舎"だからでしょうか、前日出逢った子どもたちよりも若干"恥ずかしがりや"の子どもが多かったように思います。
最初は「興味はあるけど、若干警戒」みたいな瞳で、私たちをじーーーーーっと見る子が多く、
各お宅への移動中も「付かず離れずの距離を保ちながら、私たちに興味を示してくれる」そんな感じでした。

でもそこは子ども。こちらが笑顔になれば、笑顔を返してくれます。もの凄く恥ずかしそうに。

 

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DSC_0622.JPG4軒のトイレ視察が終わって、私たちの移動車に向かう際も、私の後ろを7・8人の女の子たちがくっついて歩いていたのですが、
1人の子が気を許したのか、"鼻歌"を歌いだしました。

「歌詞がないから、私でも歌える!!!」
そう思った私は、パッと振り返り、そのこと同じメロディーを口ずさんでみました。

そうしたらなんと、びっくりするような大爆笑!!
私の歌が相当音痴だったのか、わかりませんが、お腹抱えて大爆笑!!!

その後は子どもたちvs私で「歌」の応酬。
私:「フ~フフ~♪」 子どもたち:「フ~フフ~♪」 
私:「ナ~ナナ~♪」 子どもたち:「ナ~ナナ~♪」 
私:「ワ~ワワ~♪」 子どもたち:「ワ~ワワ~♪」 

そんなこんなで、一気に距離は縮まり、手をつなぎながら車付近まで移動することに。。

車に乗り込んだ私たちをずーっと手を振り歌いながら見送ってくれ
いざ、車が走り出したときには、ありったけの声で
「ビバ!!ネピア!!」と叫んでくれました。。

今、こうして思い出しているだけで、胸が熱くなってきます。。
今日もみんな健康で、笑っているでしょうか。。。

 

 

視察の詳細はこちらで↓
http://1000toilets.com/thisyear/report01/day2.html

 

 

「ユニセフ写真展」のお知らせ

明日1/22(火)より、そごう千葉店にて、「ユニセフ写真展」が開催されます。

千のトイレプロジェクト開始時の2008年より、活動を撮り続けていただいております、
写真家・小林紀晴氏の写真がベースとなっており、
「nepia千のトイレプロジェクト」関連の写真も多数展示予定です。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい!

 

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「ユニセフ写真展」

■開催場所
そごう千葉店 地下ギャラリー(連絡通路)

■開催期間
2013年1月22日(火)~1月28日(月) 10:00~20:00(最終日は16時まで)

■主催
千葉県ユニセフ協会

視察1日目③

次に向かったのは、エスタド村から約30分のところにあるフンボエ村。
ここでは、「サニテーションマーケティング」という、トイレの建設資材をつくり、コミュニティの内外に販売して利益を得ていく活動を見学しました。

この活動は、女性たちが主体で行なっています。

東ティモールはまだまだ「男尊女卑」の文化が根強いと聞いていたため、そういった活動を女性主体で行なっていると聞き、私は個人的にとても興味を持ちました。

早速、グループの方たちに集まっていただき、リーダーの女性、ポリーナさんにお話を伺うことができました。

なぜ女性主体で活動しているのか尋ねると「家事・育児でストレスを抱える女性は多い。週に1回の活動ですが、外に出て、女性みんなで集まって活動することは、ストレス発散にもなるし、生きがいにもなる。だから、そういう活動の場が必要だと思っていた。」とおっしゃいました。

日本の女性と同じ!!私はなぜか嬉しい感覚を覚えました。たてつづけに
「女性だけの活動で、嬉しいことは?逆に大変な事は?」と尋ねると
「やはり社会にでて収入を得るという事は、非常に重要。収入面でもそうだし、やはり生きがいを感じる。
 大変な事は、子どもが病気になったりすれば家を空けられないし、家事・育児がどうしても優先になるので、週一回の活動でもなかなか全員が集まれない」とのこと。

これも日本と同じ。

私が、「日本にも家事と仕事の両立で頑張ってる女性が大勢います。」と伝えると
「日本のみなさんの支援で、私たちが活動できているのを知っています。私たちがこうして頑張っていることを、日本の女性にもぜひ伝えて欲しい。」
と言われました。
かっこいい!頼もしい!!

千のトイレプロジェクトはこうした支援にも繋がっているんだということが、現地の方からの声で知ることができ、ますます(!?)気合が入るのでした。。

 

かっこいいリーダー、ポリーナさん

 

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視察の詳細はこちらで↓
http://1000toilets.com/thisyear/report01/day1.html

キャンペーン無事終了しました。ありがとうございました。

あけましておめでとうございます。

昨年中はたくさんの方々にお世話になりまして
本当にありがとうございました。


昨年9/1から始まりました「nepia千のトイレプロジェクト」が、無事終了いたしました。
今年も本当にたくさんの応援メッセージ、お問合せをいただきまして
ありがとうございました。

寄付金額の集計には、まだ時間がかかりますが、決定次第、サイト内にてご報告させていただきます。

 

それではみなさまにとって、良い一年になりますように。。。。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

About This Blog

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフが東ティモールでの思い出やプロジェクトにかける想いなどを綴っていきます。

メンバー紹介

今 敏之

今 敏之

nepia 千のトイレプロジェクトリーダー。うんちを通して、世界のために何ができるだろうかを考え、本プロジェクトを立ち上げる。

斎藤 敬志

斎藤 敬志

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。日本でのうんち教室の実施に携わる。

大堀 栄子

大堀 栄子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。2010年よりプロジェクトの一員となる。

高瀬 智子

高瀬 智子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。ソトコトでのLohas/nepiaの連載を通じて、日本トイレ協会と出会う。

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