朝日の登校=未来【nepia千のトイレ 今敏之】

東ティモールに今日も美しい朝が来た。

 

朝日の登校シーン.jpg 

 

朝日を背中に浴びて子ども達は元気に登校する。 

 

朝日の登校.jpgのサムネール画像

 

どんなに長くつらい過去も、この国は乗り越えていける。そう思う。

子ども達にスポットを当て続ける美しい朝日は、

太陽.jpgのサムネール画像今まで感じたことのないほど、

澄んた・おだやかな・心強い光だった。

 

『太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く』

〔シラー(19591805年)

       ドイツの詩人・戯曲家〕

暑中お見舞い申し上げます。 《高瀬智子》

夏、真っ盛りです!

夏、大好きなんです!!

夏、キターーーって、カンジです!!!

 

 

さて、プロジェクトのネピアチームにおける二人の王子、

「ちょい不良(ワル)王子」と「イケメン王子」は、

北海道の出身のためか、

夏は苦手のご様子です。

 

ちなみに、

「ちょい不良(ワル)王子」は、今さん。

(「ちょい不良(ワル)オヤジ」ではありません。念のため)

「イケメン王子」は、斎藤さんのこと。

 

 

東ティモールに行く前、

彼らは「奇妙な鳥」を怖れていましたが、

実は「高温多湿」も怖れていたことを、ワタシは知っています・・・。

 

実際、現地に行ってからも、

二人の王子は暑さに参っていたようです。

 

炎天下の中、延々と山道を登って貯水槽の視察に行ったとき、

彼らの歩みは遅かった・・・。

先頭集団からかなり遅れていました。

どうやら、写真を撮るフリをして、しばし休んでおられたようです。

 

 

 

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イケメン王子におかれましては、

山の頂上に設置してある貯水槽に着く直前、

「頂上の裏手には駐車場があって、帰りの車が待ってるんだろうな」と、

本気なのか冗談なのか区別できないくらい、真剣な表情でおっしゃいました。

 

内心、「そんなわけないじゃん!観光地じゃあるまいし」と思いながらも、

「きっと待機してくれてますよー」とお返事しておきました。

もちろん、待っていなかったですけどね。

 

 

でも、二人の(道産子)王子のすごいところは、

順応性が早いところ。

視察も後半になると、暑さにも湿度にも慣れたご様子でした。

さすがです~。

 

 

マジシャン・セロ【nepia千のトイレ 今敏之】

以前、セロ(驚きのマジックを披露している注目マジシャンです)が

途上国に行って子ども達にマジックを披露し、

子ども達を元気付けているTV番組を見た。

 

そのときから彼を好きになった。

カッコ良かった。

 

あんな風に手品が出来ればと・・・

この東ティモールに来て思った。

僕は何の特技も無いただの便所紙屋なのが悔しかった。

何か伝えようとしても、言葉も通じない。

 

『オモロー!』世界のナベアツの物まねをしても

この国では誰も知らない。

 

そうだ!大自然北海道で育った僕の本能がよみがえった!

土に生える草は、我が故郷と同じ様に生えている。

 

草笛だ!

「ピー・ピー」と吹いてみた。

草笛.jpg

よっしゃー!

子ども達は不思議そうに僕を見ている。

笑っている!

「コケ・コッコー」そばにいた鶏も反応した。

大合唱だ!

ニワトリ.jpg

 

少し調子に乗りすぎたようで、

あとで高瀬から村人のインタビュー中だったのに!

と怒られてしまったが、

少しだけセロに近づいた気がして、

大満足だった。

 

またここに来て

草笛を吹いてもいいですか?

気づき・・夏蝉【nepia千のトイレ 今敏之】

             いよいよ梅雨も終わり、日本の夏到来です

             暑い日が続いておりますが、ひとつ気づい

             た事があります。東ティモールにはセミが

             いませんでした。なぜですか?そして日本

             のいまはジリジリと太陽の下でセミが鳴き

             一段と暑さが増すはずが・・・。なぜ?セミ

             の声が聞けません?なぜなのでしょうか?

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BS11 《高瀬智子》

いましがた、取引先の方と、会社の廊下でお会いしました。

「お久しぶりです」とお声をかけたら、「ブログ読んでますよ。旅にはいつ出るのですか?」と、言われてしまいました。

意外と?いろんな方がブログを読んでくださっているようです。

嬉しいやら恥ずかしいやら・・。

 

さて、

明日19日15:00~15:30、

BS11デジタルで、

『nepia 千のトイレプロジェクト』の活動が紹介された

特別番組がOAされます!

番組名は、

夏休み親子スペシャル

『トイレは、ともだち~うんちをする。僕らは生きている。~』

 

東ティモールへ取材に行ったときの映像や、

小林紀晴さん、今さん、斎藤さんのインタビュー映像もありますよ。

今さんや斎藤さんのナマ声が聞けるチャンスです。

 

乞う、ご期待!

 

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Aidak村でであった少女【nepia千のトイレ 今敏之】

少女にカメラを向け写真を撮った。

ベリーショートのキュートな子だ。

 

はじめ、パジャマのような洋服を

着ていたが・・・

「ちょっと待ってて・・」と言ったかどうか?

・・なにせ言葉が通じないのだから

分からないが、

 

再び僕の前に現れたときには、

おしゃれなお洋服に着替えていた。

女の子らしい。

 

きっとお気に入りの服なのであろう。

 強い太陽の日差しを浴びてか色はあせていたが

とっても似合っていて、かわいかった。

きっと美しい女性に成長するんだろうな!

と思った。

 

僕は何かの縁で日本に生まれ、

彼女はこの東ティモールに生まれた。

 

そして偶然にもここで出会った。

このプロジェクトを立ち上げなければ出会っていない。

 

同じ日本?東京?にいても会えない!会わない人もいる!

 

不思議だ!彼女に出会ったこと。

 

出会えて良かったとさえ、思うほど・・

なぜか?運命を感じた初日になった。

"二人の王子" 【斉藤 敬志】

 "ハンカチ王子"に"ハニカミ王子"、日本には女性に人気の王子が色々いるが、プロジェクトチームにだって、"王子"が二人もいる。

 一人は、子どもたちのヒーロー"うんち王子"(日本トイレ協会 加藤 篤(35か36歳))。

 昨年から国内の小学生を対象に始めた『うんち教室』。

トイレットペーパーを販売する企業として、「子どもたちにもっと、うんちのこと、トイレのこと、そして、健康について考えてほしい。自分で作った『うんちえんぴつ』で自分だけの『うんち日記』をつけてもらい、とにかく楽しく学んでほしい。」そんな想いから始めた活動で、千のトイレプロジェクトのきっかけともなった活動。この活動を共にしているのが、日本トイレ協会の加藤さんである。

 

 そして、今年、この授業が東ティモールでも実現した。

加藤さんは"うんち王子"に扮し、子どもたちのヒーローとなった。

言葉はうまく伝わらなくても、彼の想いは子どもたちに間違いなく伝わっていた。

 

トイレ協会加藤さん②.jpg そして、もう一人は、プロジェクトチーム内に、何人もの[上司]を抱えながらも、必死にプロジェクトを支える、おじさん達のヒーロー"徹夜王子"(加藤洋平(26歳))である。

 

 "うんち王子"が東ティモールで活躍している頃、"徹夜王子"は・・・、

日本で留守番をしていた。「奇妙な鳥」が怖かったのだ。

はるばる来たぜ東ティモールへ【nepia千のトイレ 今敏之】

はぁ~はぁ~るばる来たぜ東ティモールへ(さぶちゃーん!)

 

メルパチ航空.jpgのサムネール画像のサムネール画像

インドネシア「神の島バリ」から約2時間、メルパチ航空の飛行機で、

東ティモールDili空港に着いた。

国連のヘリが見える。簡素な空港の外には、難民キャンプ。

 

『何かいるゾ!動いてる!』

 

『ヤギだ!』ヤギが道端を歩いている。おすまし顔だ。

 

ヤギ.jpgのサムネール画像

 

      ・・・思ったより静謐だ。

誰に聞いても分からない?【nepia千のトイレ 今敏之】

『ねぇ!東ティモールってどんなところ?』

 

友達100人に聞いても、たぶん誰も答えられない!

 

新・大・陸 発見か?

 

『百聞は一見に如かず』(漢書)

 

『何かを学ぶためには、自分で経験する以上にいい方法はない』

(アインシュタイン)

見ないと分からない.jpg

禁断の書  《高瀬智子》

今週は、ずっと、あることだけを思っていました。

それは「旅に出たい」。

往復の航空券とパスポート、少しの着替えとわずかなお金を持って。

 

そんな気持ちになった理由、

それは、いまのワタシにとっての、

「禁断の書」を手に取ってしまったからです。

 

あなたにも、「禁断の書」はありませんか?

たとえば、

・日々の生活に疲れてしまったとき

・日常から逃避したいとき

・失恋したとき

・いまの自分に疑問をもったとき etc・・・

そんな心境のときに、

もしくは、自分では気づいていないけど、

心の中では、何かを、求めているときに、

この本を読んでしまうと、もう、しばらく立ち直れないくらいに、

その気持ちの深みにはまってしまう。

そんな本のことです。

 

書籍.jpgいまのワタシにとっての「禁断の書」は、

『ASIAN JAPANESE』でした。

そうです、

このプロジェクトに参加してくださり、

心打つ写真を撮ってくださった

小林紀晴さんのデビュー作です。

 

この本は、

いわゆる90年代後半バックパッカーのバイブルです。

それまでは、沢木耕太郎氏の『深夜特急』でした。

紀晴さんの本は、淡々と、

でもどこか、熱い気持ちが込められていながら、気負いがない。

そんな文章と写真が、

ワタシたちの年代に、共感され、

ベストセラーになったのではないかと思います。

(ちょっと、偉そうな発言ですね)

 

今回、ほんとうに、夢みたいなことですが、

その、紀晴さんがプロジェクトに参加してくださり、

また、読み直してみようと思い、

3巻、全部、読みました。

 

そうしたらです、

しばらく忘れていた、

「旅に出たい」という気持ちに、

火がついてしまいました。

 

今さん、斎藤さん、

とりあえず、1ヶ月くらい、お休みもらって、良いですか?

もちろん、ケータイやPCなんて、持って行きませんよ!

 

日本ユニセフ協会、シンポジウム『うんち教室』【nepia千のトイレ 今敏之】

国際衛生年記念・連続シンポジウム

第3弾・CSRセミナー「衛生的な環境が守る子どもたちの命」に

僕はパネラーとして登壇した。

 

僕は昨年度実施した『うんち教室』の話をすることで呼ばれたのだ。

 

『うんち教室』は昨年度首都圏の小学校5校で日本トイレ協会さんと実施。

うんち』を通して、子どもたちに楽しく健康について考えてもらう目的で、

限られた予算で細々と行ったもの。

 

うんちペン.jpgうんち日記.jpg

上のPhotoは、想い想いの『うんち』を

ねんどで作る『うんちえんぴつ』と、

毎日うんちをチェックする『うんち日記』(右)。

 

バランスの良い食事や、適度の運動、何よりも我慢せず学校でも、

うんちをすることの大事さを学ぶ。

 

そこで野菜が食べられなかった子が食べられるようになったり、

学校でトイレに行けるようになったりした。

(特に男の子は学校でうんちは出来ない子が多い。)

 

僕の時代もうんこマンなんて言われてしまっていた。

 

会場の前列に座っていた女性から、

是非全国に広げて実施してほしいと要望された。

 

うれしかった・・・。

 

『ふ・ん・ば・り・ま・す!』と答えた。

 

 

続 コピーライター並河進 【斉藤 敬志】

 「うんちをする。僕らは生きている。」

 

 今さんが先日のブログでもご紹介した、コピーライター並河さんが書いたコピーである。

並河さんは自分自身の熱い想いで、このプロジェクトに参加してくれ、プロジェクトに関わるコピーを書き、また、本サイトでもご紹介しているメッセージムービーを作り、そして、何か行き詰まった時にはそれを整理し、答えを見つけてくれるスーパーコピーライターである。

 

 が、しかし、アウトドアが苦手だった。

炎天下の中、登山にも近い、現地視察に行かなくてはいけないというのに・・・。

視察前、並河さんはどんな準備をして、視察に臨んだら良いかを今さんに相談したらしい。

今さんは「日焼けサロンで、焼いていったらいいんじゃん!」ってアドバイスしたとのこと・・・。

(多分、並河さんは真面目に相談したはずなのに)

視察出発当日、成田空港で会った並河さんは・・・、

 

良かった。日焼けしていなかった。もし、本当に顔黒になっていたら、まともに顔を見れなかったかもしれない。

 

 現地に行ってからの並河さんは誰よりも精力的に動き廻っていた。

写真家 小林紀晴さんと共に、子どもたちの夢を聞いていた。

 

 そして、

「生まれたばかりのこの国に、千のトイレを。それはきっと千の夢につながっているから。」

最高のコピーが入り、メッセージムービーが出来上がった。

 

 

並河さん.jpg     

 現地視察で並河さんの肌はすっかり日焼けし、少し痛そうだった。

今さんのアドバイスは正しかった・・・。

 

 

『コピーライター並河進』No.1【nepia千のトイレ 今 敏之】

 

 

並河進.JPG「便所紙、上等じゃねぇか!」僕が言った言葉。

いつも事をはじめるときに並河さんがタイトルとしてプレゼンしてくる言葉。

コピーライターの並河さんはいつも僕・nepiaを応援してくれている。

 

「あ、ネピアって面白いね。」と世の中が思う。

 

「あ、ネピアって面白いね。」とお得意先が思う。

 

「あ、ネピアって面白いね。」と工場で働いているひとりひとりが思う。

 

「あ、ネピアって面白いね。」と王子製紙グループ全体が思う。

 

トイレットロールやティシュが夢を語り、妄想を現実にしようともがき、

そしてトイレットロールやティシュに、世の中の人が、ネピア自身が、

王子製紙グループが、可能性や価値、未来を見出す。

 

未来を見る。

 

この『千のトイレプロジェクト』がそんな存在になれるとしたら、

どんなCMをうつより、僕は意義があると思っています。

といってこのプロジェクトに参加してくれている。

 

僕は、こんな風に『感動』『夢』を彼と一緒にシェアしている。

東ティモール日本大使館訪問【nepia千のトイレ 今敏之】

東ティモール視察前、今回のプロジェクト内容を伝えるために、

東ティモール大使館を訪問した。

 

閣下.jpg

ドミンゴス・サルメント・アルベス閣下は人柄も良く温厚な方で、

我々を温かく向かい入れてくれ、今回のプロジェクトを心から

感謝すると言った。

また、これは企業と国の関係だけではなく、人と人のつながり

『絆』でもあってほしいと語った。

そして母国東ティモールを是非見て・観じて下さいとも言われた。

 

よーし!待ってろよ!東ティモール!

(・・けして国は移動しないし逃げない)

 

地図.jpg※東ティモール:正式な国名は

「東ティモール民主共和国」。

2002年にインドネシアによる

併合から独立するも、

これらに至る数年間の治安は

国連が介入するほどに悪化していた。

また、独立後の2006年には、

軍や警察が中心となった大規模な

暴動が勃発。

治安維持軍によって終結するものの、これら度重なる

破壊行為により、インフラは破滅的な状況に陥り、

民衆の生活は、現在でも多くの困難を強いられている。

トイレットロール《高瀬智子》

こんにちは。高瀬です。

 

チームブログ、いかがですか?

リーダーの今さんが、毎日投稿してくれているので、

ひとまずは、安心です。

 

さて、ワタクシの自宅のトイレットペーパーが、あと1ロールしかありません。

キャンペーン期間が始まってから買おうと。

しかも、プロジェクトの告知が入った商品を買おうと思っていたら、あと1ロールという極限まで達してしまいました。

 

 千の_DXダブル12R.jpg 

 

 

 

明日の土曜日、何がなんでもプロジェクトの告知入り商品を探しだして、買ってこないと・・・。

 

 

 

 

 

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でも、待てよ。                                                  

東ティモールでは、お水でお尻を洗っていたなぁ。

そうか、そういう手もあるかも・・・。                                        

 

右の写真は、

東ティモールの、とある村で見学させていただいた

ご家庭のトイレです。

しっかり、おそうじされていて、きれいでした。

 

出発前に【nepia千のトイレ 今敏之】

いよいよ東ティモールに向かう日も近くなった。

僕らは万全の準備でその日を待っていた。

 

蚊取線香・虫除けスプレー・おなかの薬・食料etc

それぞれBagに入りきれるだろか?

その辺は、元バックパッカーと自称する高瀬が

実に段取り良く揃えて、またいろいろ助言をしてくれる。

 

斉藤も僕もアウトドアーはOKなのだが・・・。

 

僕と斉藤の不安をよそに、高瀬は1人チャキチャキと準備を進めている。

うぅ~ん。実に頼もしい!

 

社内でも、いよいよですね!・・なんて声をかけられ始めている。

『高瀬さん体に十分気をつけてね!』

 『今さん!東ティモールの野良犬なんかに噛み付いて

 (どうなの?それ!そんな馬鹿な?!)、

病気をもって帰ってこないでくださいネ!』

 

『そのまま体質に合って移住したりして・・・』

『おい!こら~!』

・・・こんなキャラに育った僕はなんてさみしい・・・

 

犬.jpg  

現地の今.jpg

 

 

 さすが女性にはみんな優しい!取り扱いが違いすぎる!

 

確かに昔、初めて太平洋を横断した『チャールズ・リンドバーグ』

は有名になった。

その後、より腕の良い飛行士がいて2番目に横断するが、

後世に名は残していない。

ただ3番目に飛行した『アメリア・エア・ハート』は広く知られている。

女性で初めてだったからだそうだ。僕は2番目の飛行士になりそうだ。

(たとえ話としてはちょっと違う気がするが、そのときなぜか?思い出した)

 

おいおい!太平洋横断するわけじゃないんだけど!

行くぜ!いざ東ティモールへ  

                                                               つづく

治安【nepia千のトイレ 今敏之】

 これも東ティモールを支援国に決めた頃の日曜日。

  携帯①.jpgのサムネール画像

僕の携帯のメールにこのプロジェクトを

応援してくれていた専務から連絡が入った。

 東ティモール大統領暗殺事件が起こった。

 まずいことになった。夜間外出禁止令が出た。

 

 

 

 幸い未遂で終わり大統領の命には別状は無く済んだようだ。

 しかし僕らはあせった!

治安が悪そうだ!どうしよう!

動揺と不安の中僕らは事を見守った。

 

その後、ユニセフ現地から状況について詳しく連絡を頂き,

現地は夜間外出禁止令が出ているものの治安は安定している様子で

問題はなさそうだった。

 

奇妙な鳥もいて、この状態?

いったい僕らを東ティモールはどう?迎えてくれるのだろう?

未知の世界への旅立ちになりそうだ!

(現地に入った2日目?か3日目?に夜間外出禁止令は解除された)

プロジェクトの始まり  斉藤 敬志

 プロジェクトの支援国が東ティモール民主共和国に決まった。もちろん行ったこともなければ、どこにある国なのかさえ知らなかった。そして、不確かな情報ばかりが入ってくる。正直(かなり正直に言うと)当時はあまり視察に行きたくなかった。

 

 そんな頃、ユニセフ東ティモール事務所から届いた一枚の写真を見て、今さんが騒ぎ出した。「トイレの周りに変な鳥がいる!」「なんで保護色なんだよ~」って、楽しそうに笑っている・・・。全然笑えない・・・。まったくおもしろくない・・・(これから行くのに)。もしかしたら、今さんは視察に行かないつもりなのかと思うくらい、とにかく楽しそうだ・・・。

 

 その後、こんな話しまで聞かされた。「もし、視察に行って、犬に噛まれたら、その犬を捕まえて、それに合った狂犬病のワクチンを打つんだ!」と。・・・自分を噛んだ犬を捕まえるって・・・、何それ・・・。(予防注射の時、詳しく話しを聞いてみると、決してそんなことはなく、ちゃんとした対処方法があったのだが)

 

0422_26.jpg     

  この頃、色々な準備の方も壁にぶつかってばかりだった。初めてのドネーション企画、ユニセフさんとの初めてのタイアップ、そして、初めて仕事を一緒にするスタッフ・・・。

 

不安だらけの中、プロジェクトは動き出した。

 

奇妙な鳥・・・【nepia今敏之】

 

東ティモールを支援国に決めた頃、

ユニセフ東ティモール事務所から、現地で作られている

トイレの写真が届いた。

 

その写真のトイレ周りに何かいるのを発見した。

『えぇ~っ!何だぁ~っこれ!』つい大声になる。

 

拡大してみると見たことのない『鳥』らしきものだ。

 

斉藤に見せると

「確かに鳥ですね!見たことない鳥ですね~ぇ。」

と心細い声で言った。

映画のジュラシック・パークに出てきたあの小恐竜?

をイメージした。

いや~な予感が二人の脳裏を横切り、

乾いた空気が流れる。

 

 

 

 

鳥イラスト.jpgおかしい!こいつはなぜ?

トイレに同化しているのか?

保護色な事が、すでにおかしすぎる!

 

その時、僕の頭の中に、ふきだしが出て・・・

『斉藤のお尻を鳥がツンツン!』と

つつくシーンが浮かんだ。

(なぜか自分ではないところが都合良い)

つい、ふきだしが言葉になって

斉藤に伝えてしまった・・・。

 

斉藤は顔面がひきつって苦笑いした。斉藤の動揺を

横で見ている高瀬は大喜び

(自分も行くのに彼女は結構平気だ)

すでに部内は大爆笑だ!!

 

まずいことになりそうだ。

 

その後ユニセフに問い合わせしようか迷ったが、

恥ずかしいので二人とも聞けなかった。

 

そこからこの件(鳥の話)にはお互い触れない様にした。

 

・・その日、僕らは予防接種を受けることを決めた。

つづく

 

はじめまして、高瀬です。

ついに、7月1日がやってきました。

 

「nepia 千のトイレプロジェクト」キャンペーン期間がスタートしました。

それと同時に、プロジェクトチームのブログもスタートすることに・・・。

 

キャンペーン期間の4ヶ月、息切れしないように、更新していく予定です。

 

どうぞ、よろしくお願いします。

 

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はじめてのBLOG!・・・Fahi Tee村を訪問した。・・・今 敏之

Fahi Tee村を訪問した。ここはこれから僕らの支援によりトイレが作られる村だった!村は前日から歓迎の準備が大変であっただろう、屋外テントが張ってあり(もちろん手作り)大会場ができていた。


勇ましい男たち民族衣装をまとい勇ましく踊る村人達の大歓迎のなか、子ども達からleiレイ(東ティモールの民芸品である美しい色の布)を首にかけてもらった。感動した。

そこからはもう僕の心は感激でヘロヘロだった。このプロジェクトを立ち上げてよかった。立ち上げるべきだった。今までの苦労(たいした?まったく?苦労はしてない)はスッ飛んだ!


整列する村人通された席に座ると目の前には大勢の村の人たちが歓迎のレセプションのために、すでに席についていた。レセプションがスタートし、2人の女の子が『私達の母国東ティモールを誇りに想い、愛しています』と詩の披露の中で語った。もうダメだ!おじさんはアッという間に涙腺が緩む!う~っ!(実はこのとき自分の足を思い切りつねって堪えた)


DSC_1580.JPG僕はユニセフの久木田代表の次に挨拶をすることになっていた。でも感激で・・胸が一杯で・・言葉が思い浮かばない。何か話さなきゃ!頭の中が真っ白だ!どうしよう!ネピアの代表としてここに来たのに・・・よりによって斉藤と高瀬(ネピアの同じ部署の社員)もカメラ・ビデオを構えて見ている。(つねり続けていた僕の足はすでに赤くなっている)


横に座っていたユニセフの浦上さんから『今さん!』と声をかけられたのをかすかに覚えている!僕の番が来た。それから挨拶をしたのだが、まったく覚えていない!(情けなさ過ぎる。ダメ・ダメ・リーダーだ!)

ただ、ただO・O・Obrigado(オブリガード=ありがとう)!・Obrigado!・Obrigado!かすれて震えた声になって僕の口から出た。美しく素敵な言葉だった。


それから、村に2つある手前のトイレ(2つとも壊れていて使えないトイレ)で、号泣した。

僕にとってやっぱりここでも便所は『便利なところ』だった。日本では、トイレのことを『便所』といいます。これは、仏教からきた言葉で『便利なところ』という意味だそうです。日本では当たり前に使えるトイレが、ここでは『手の届かないもの』になっている現実を知った。『大切なものは当たり前の中にある』ことを強く感じた。


いよいよ7月1日が来た。今日からこのプロジェクトはスタートした。

千の(沢山の)笑顔が日本中の人に伝わります様に!

東ティモールの人々。熱い想いで、このプロジェクトを支えてくれている方々。

また、これから共感し参加いただけるすべての皆様へ

Obrigado!

便所紙屋 今敏之拝


About This Blog

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフが東ティモールでの思い出やプロジェクトにかける想いなどを綴っていきます。

メンバー紹介

今 敏之

今 敏之

nepia 千のトイレプロジェクトリーダー。うんちを通して、世界のために何ができるだろうかを考え、本プロジェクトを立ち上げる。

斎藤 敬志

斎藤 敬志

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。日本でのうんち教室の実施に携わる。

大堀 栄子

大堀 栄子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。2010年よりプロジェクトの一員となる。

高瀬 智子

高瀬 智子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。ソトコトでのLohas/nepiaの連載を通じて、日本トイレ協会と出会う。

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