子どもたちが歌う「トイレ作って!」

東ティモールにおける屋外排泄根絶にむけて、トイレの大切さの"気づき"を与えるワークショップがトリガリングです。

これまでは、"大人"を対象にトリガリングを実施していましたが、「風習・文化」「近隣住民との関係」等々、大人ならではの"しがらみ"によって、スムーズにいかないことも多かったようです。

そこで最近取り入れたのが「子どもたちにむけたトリガリング」です。今回の渡航では、その風景を見学することができました。

まずはじめに先生が、
「今日は、健康や病気の予防について学びます。そしてこの授業を終えたら、あなたたちは、"健康の先生"となって、家族や近所の方たちに伝えるんですよ!」と告げました。

すると生徒たちは「健康の先生」になろうと、真剣に、そして興味津々に学ぼうとします。

大人に向けたトリガリングと違うところは、「歌」を取り入れているところ。やはり子どもたちにわかりやすく覚えやすくするためには、「歌」で伝えるのが有効だそうです。

当日、2曲の歌を聴くことができました。

1曲目は「病気についての歌」。
内容は「病気の予防の仕方は自分たちの手にある~♪」「自分自身で気をつけよう~♪」といった内容です。

2曲目は「トイレ作って!」。
「アパー!アマー!ハロ シンティーナ カ ラエ?♪」(パパ、ママ、もうトイレ作った?)
「アパー!アマー!ハロ シンティーナ バ!♪」(パパ、ママ、トイレ作って!)

といった具合です。
特に2曲目の歌はテンポもよく、そしてもともとティモールで流行り歌だった曲を替え歌にしているので、非常に覚えやすいんだとか。

実際にこのトリガリング後、トイレを作ったご家族にインタビューしたところ、「子どもがいつまでもいつまでも「トイレ作って!」の歌を繰り返すので、恥ずかしくて急いで作った」とのことで、効果絶大!!

ここまでは、感心しきりだったのですが、この曲の原曲を聞いたところ
「パパ、ママ、こんなブサイクな娘だけど、結婚してもいい?」といった内容だそうで・・・・。

女性にとっては「はぁ~??」といった内容の歌詞なのですが、まあ何はともあれ、歌詞が変って子どもたちがはりきって歌っているので、「よし」としましょう。。。

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nepia 千のトイレプロジェクトスタッフが東ティモールでの思い出やプロジェクトにかける想いなどを綴っていきます。

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今 敏之

今 敏之

nepia 千のトイレプロジェクトリーダー。うんちを通して、世界のために何ができるだろうかを考え、本プロジェクトを立ち上げる。

斎藤 敬志

斎藤 敬志

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大堀 栄子

大堀 栄子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。2010年よりプロジェクトの一員となる。

高瀬 智子

高瀬 智子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。ソトコトでのLohas/nepiaの連載を通じて、日本トイレ協会と出会う。

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