プロジェクトの始まり  斉藤 敬志

 プロジェクトの支援国が東ティモール民主共和国に決まった。もちろん行ったこともなければ、どこにある国なのかさえ知らなかった。そして、不確かな情報ばかりが入ってくる。正直(かなり正直に言うと)当時はあまり視察に行きたくなかった。

 

 そんな頃、ユニセフ東ティモール事務所から届いた一枚の写真を見て、今さんが騒ぎ出した。「トイレの周りに変な鳥がいる!」「なんで保護色なんだよ~」って、楽しそうに笑っている・・・。全然笑えない・・・。まったくおもしろくない・・・(これから行くのに)。もしかしたら、今さんは視察に行かないつもりなのかと思うくらい、とにかく楽しそうだ・・・。

 

 その後、こんな話しまで聞かされた。「もし、視察に行って、犬に噛まれたら、その犬を捕まえて、それに合った狂犬病のワクチンを打つんだ!」と。・・・自分を噛んだ犬を捕まえるって・・・、何それ・・・。(予防注射の時、詳しく話しを聞いてみると、決してそんなことはなく、ちゃんとした対処方法があったのだが)

 

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  この頃、色々な準備の方も壁にぶつかってばかりだった。初めてのドネーション企画、ユニセフさんとの初めてのタイアップ、そして、初めて仕事を一緒にするスタッフ・・・。

 

不安だらけの中、プロジェクトは動き出した。

 

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nepia 千のトイレプロジェクトスタッフが東ティモールでの思い出やプロジェクトにかける想いなどを綴っていきます。

メンバー紹介

今 敏之

今 敏之

nepia 千のトイレプロジェクトリーダー。うんちを通して、世界のために何ができるだろうかを考え、本プロジェクトを立ち上げる。

斎藤 敬志

斎藤 敬志

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。日本でのうんち教室の実施に携わる。

高瀬 智子

高瀬 智子

nepia 千のトイレプロジェクトスタッフ。ソトコトでのLohas/nepiaの連載を通じて、日本トイレ協会と出会う。

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